フロントコイルスプリング交換対策

一部の、ワゴンR,スペーシア、アルトラパン、MRワゴンにおいて、

 

フロントサスペンションのコイルスプリングの鋼材に対する塗料の密着性が不足しているため、

 

砂や小石を噛みこんだ場合に、塗膜が剥がれやすく、腐食が早期に進行するものがあります。

 

そのため、そのまま使用を続けると、コイルスプリングが折損し、最悪の場合、タイヤと接触することで

 

パンクして走行不能となる恐れがあります。

 

全数フロントコイルスプリングを、対策品に交換します。

 

今の、スプリングは軽量になってきて、しかも、融雪剤の散布など、塩害による腐食もあります。

 

また、近年は、車検時にその塩分や泥砂を高圧洗浄で、洗う所も少なくなりつつあります。

 

そうすると、腐食もどんどん進みやすく、ばね鋼にとっては、厳しい環境になります。

 

当社では、車検時に下回り、タイヤハウス内、エンジンルーム、ブレーキダストなどを高温高圧のスチームで

 

洗浄しています。

 

もちろん、水分による影響のないように配慮しています。

 

そして走行後に、乾いた状態で、防錆塗料(錆びていても密着が良く、その後の腐食にも強いです)をコイルスプリング

 

ショックアブソーバーの皿の部分にも、塗布しています。

 

過去には、他社さんで、このアブソーバーの皿の腐食によるリコールもあるためです。

 

ですので、わが社のお客さんは、このリコールによる不具合は皆無ですが、対策されているスプリングに無償で交換できるので

 

封筒が届いた方は、ご連絡ください。

 

なお、他社さんでの購入の方は、基本的に購入した店舗での対応をお願いしています。

 

対策部品の在庫がなく、当社販売車両の方の個別対応で、一台ずつ部品を供給してもらってる状況です。

 

よろしくお願いします。

 

暑い夏が、やってきました。

熱中症などにも十分お気を付けください。